生理前のイライラには豆乳を飲むと良い!?

生理前によく飲まれる豆乳

豆乳には大豆イソフラボンが多く含まれていて、イソフラボンは女性ホルモンと似た働きをしてくれるということで、女性の間でも愛飲している方が大変多い飲み物です。

今回はそんな豆乳などの大豆製品と、大豆製品に含まれているイソフラボンの詳細、そして近年明らかになってきたイソフラボンの新事実などをご紹介していきます。

生理前のイライラ、豆乳効果は大豆イソフラボン!

当サイトの記事の中で、生理前のイライラをラクにする栄養素についまとめたものがありますが、

>生理前のイライラは食習慣で改善できる?

その中でも、“イソフラボン” を紹介していますが、豆乳というのは大豆製品ですので、豆乳には当然このイソフラボンが含まれています。

イソフラボンは女性ホルモンの一つでもある “エストロゲン(卵胞ホルモン)” と似た働きをすることが確認されていて、生理前の乱れたホルモンバランスを整えてくれる働きが期待できるのです。

イソフラボンが多く含まれている木綿豆腐けれど、イソフラボンが入っている大豆製品は、何も豆乳だけではないはずですが、どうして豆乳だけが、生理前に摂取したい大豆製品の代表のような扱われ方をしているのでしょう。

そこで目を向けてみたいのが、豆乳に含まれるイソフラボンの含有量です。

1パック200g入りの豆乳に含まれているイソフラボンの量は、約41mg。

これを他の大豆製品と比べてみれば、その差は一目瞭然です。

  • 大豆の水煮(30g):約13mg
  • 納豆(1パック45g):約36mg
  • 絹ごし豆腐(1/2丁150g):約38g
  • 木綿豆腐(1/2丁150g):約42g
  • 厚揚げ(2/1枚100g):約37mg
  • みそ汁(1杯20g):約6mg

(※フジッコのH.P.イソフラボン上手な摂り方Q&Aより引用)

豆乳と対等に勝負できているのは木綿豆腐くらいで、あとはどれも豆乳の値を下回っています。

それでも、木綿豆腐より豆乳の方が手軽に摂取できるということもあり、軍配は断然豆乳に上がるというわけです。

女性らしさを演出する “エストロゲン” の重要性

イソフラボンが、女性ホルモンのエストロゲンと似たような働きをするということは先ほども触れましたが、ではエストロゲンとは一体どのような働きをしているのでしょう?

女性ホルモンにはもう一つ、プロゲステロン(黄体ホルモン)というものがありますが、こちらのホルモンはもうすでに当サイトでは複数回取り扱ってきたホルモンです。

生理前のイライラなどの生理前の不調は、生理前の「黄体期」に急上昇する黄体ホルモンが深く関わっていました。

プロゲステロンが「妊娠」「出産」に大きく関わるホルモンなら、エストロゲンは「女性らしさ」を演出するホルモンです。

 エストロゲン(卵胞ホルモン)

エストロゲンは別名「美肌ホルモン」とも呼ばれ、女性らしさを作るホルモンとして知られています。女性らしい丸みのあるふっくらとした身体や曲線はエストロゲンの影響によるものですし、ツヤのある髪の毛や瑞々しいハリのある肌といった、外側から見た「女性らしさ」を受け持っているのがエストロゲンという女性ホルモンなのです。

女性らしさを演出してくれるエストロゲン。そしてそんなエストロゲンとよく似た働きをするイソフラボン。

黄体ホルモンが急上昇して、ホルモンバランスが乱れる生理前に、エストロゲンとよく似た働きをしてくれるイソフラボンは、ホルモンバランスの調整に一役買ってくれているんですね。

見逃せない!? イソフラボンの新事実

エストロゲンと似た働きをしてくれるイソフラボンですが、近年、意外な新事実が分かってきています。

なんと、大豆製品を食べても、そのイソフラボン効果は二人に一人しかないというのです。

大豆イソフラボンはお腹の中に届いたあと、腸内細菌によって「エクオール」という成分に変換されるのですが、このエクオールこそが、女性らしさの成分と似た働きをしてくれるということなのです。

エクオール作る腸内細菌けれど、お腹の中の腸内細菌によって「エクオール」を作り出せるのは、日本人の場合、なんと二人に一人ということなんです。

(※記事参考元:小林製薬「エクオール」販売サイト

ですので、大豆製品や大豆飲料、大豆サプリメントを摂取していても、イマイチその効果が実感できないという人ならば、もしかすると腸の中でエクオールをうまく作りだせていないのかもしれません。

そのような場合は、大豆食品ではなくエクオールを、サプリメントなどを利用して直接摂取することを検討してみるのもいいでしょう。