生理前のイライラ、その期間はいつからいつまで?

生理前のイライラとその期間

生理前のイライラの開始時期と期間

生理前のイライラって、生理前のどのタイミングで自覚症状が出てくるものなのでしょう?

このタイミングをある程度把握しておけば、そのタイミングでの予定の立て方などでは、工夫の余地があるかもしれませんね。

ただ、人間のカラダは機械ではありませんので、「毎月必ずこの日時で」ということはありえませんし、人それぞれの生活環境によっても、そのタイミングや期間に変化が生じることもあるのです。

生理前のイライラ、その症状が出る時期はいつから?

生理前のイライラが出る時期は、一般的には生理の10日くらい前から出るという人が多いようです。

この生理の10日くらい前の時期というのは「黄体期」といって、女性ホルモンの一つである「黄体ホルモン(プロゲステロン)」の分泌量が急上昇する期間です。

黄体ホルモンという女性ホルモンは、よく耳にすることがある反面、その具体的な働きがどのようなものなのか? ということは意外とスルーしてしまっている方も多いのではないでしょうか?

黄体ホルモンは主に、妊娠の準備をサポートするためのホルモンで、基礎体温を上げたり、子宮内膜、つまりお腹の中の赤ちゃんのベッドになる場所をフワフワで厚くした状態にしてくれたり、乳腺を発達させたりするんです。

このような大切な働きをしてくれる黄体ホルモンの分泌量の上昇は、「生理前のイライラ、その根本原因とホルモンバランスの関係」でもご説明したように、自律神経(交感神経と副交感神経)のバランスを崩してしまって、イライラを生じさせてしまうのです。

ですので、生理前のイライラの症状が出る時期というのは、黄体ホルモンの分泌量が上昇する黄体期と言われている周期に入る、生理日のだいたい10日前ということになります。

そこで注意したい、イライラ発生時期の個人差

イライラ発生時期の個人差

それでも、この生理前のイライラ発生時期に関しては個人差があるようで、みんながみんな生理の10日くらい前だというわけではありません。

人によっては生理の2~3日前、また生理の2週間くらい前から徐々に、イライラの症状が顔をのぞかせるという人いるようです。

どうしてこのような個人差ができてしまうのか?

生理前のイライラが、黄体ホルモンの分泌量の上昇だけが原因なら、このような個人差も起こらないのでしょうが、生理前のイライラの原因は黄体ホルモンだけではありません。

その人その人によって違ってくる生活環境や生活リズム、食習慣、仕事環境、人間関係によるストレスなどなど。

それらの要素が黄体ホルモンの上昇、ひいては自律神経のバランスと複雑に絡み合って、イライラを発生させていると考えられているのです。

イライラする期間の長い短い

このように、イライラがはじまる時期に個人差があるように、イライラする期間にも当然ばらつきが生じます。

一般的には、イライラがはじまって終息するまでの期間は、さきほどご紹介した通り、「黄体期」の期間内、つまり生理がはじまるのと同時にゆるやかに終息していくのですが、

長い人の場合には、生理の2週間くらい前からイライラの兆候が出はじめて、生理がはじまってもまだイライラが3~4日くらいは続くケースもあるようです。

この終息時期のばらつきも、先ほど触れた個人個人の生活環境や生活リズム、食習慣、仕事環境、人間関係によるストレスなどが影響しているために起こってしまうと考えられています。

ただ逆に考えれば、生活環境や生活リズム、食習慣を改善して、ストレスの出所をはっきりさせて、それに対する対策を講じれば、これら不規則で長く続くイライラの改善に一定の効果が期待できることは確かだといえます。

でも、イライラの症状があまりにも長引いて、日常生活に支障をきたすようであれば、一度かかりつけのお医者さんに診てもらった方がいいでしょう。