生理前のイライラに漢方を選ぶ

「薬を飲むのは副作用が気になるし、サプリメントだとなんだか効き目がないような気がする・・・」

そのようにお考えの方なら、一度漢方を試してみてはいかがでしょう?

もちろん漢方薬も薬ですので、副作用が全くないということはありませんが、市販の西洋薬に比べると副作用は少ない印象はありますね。

それに漢方は、悪いところを薬剤を使ってピンポイントで治すというより、悪いところを身体全体で治していくイメージ、つまり体質改善に重きを置いた一面もある薬ですので、西洋薬に比べると、健康的なイメージが漢方薬にはあります。

そういうわけでこちらのページでは、生理前のイライラに役立つ漢方薬を紹介していきたいと思います。

尚、医師の処方以外で漢方薬を独自にご購入される際は、店舗の薬剤師の方にご自分の症状をよく伝えた上で、薬剤師の方とよく相談して購入するようにしてください。

生理前のイライラに、おすすめの漢方を二つご紹介します

加味逍遙散(かみしょうようさん)

加味逍遙散(かみしょうようさん)は、漢方薬販売の大手、ツムラ漢方から出ている漢方薬です。

加味逍遙散は、『和剤局方(わざいきょくほう)』という古い漢方の本に記載されている漢方薬でもあります。

『和剤局方』というのは、中国の宋の時代の徽宗(きそう)という皇帝の勅命によって選ばれた国定処方集ですから、大変由緒ある漢方の本ということができるでしょう。

漢方薬というのは自然の草木から集めてきた生薬が組み合わさってできていますが、加味逍遙散には次のような生薬がが組み合わさってできています。

  • 柴胡(サイコ)・・・月経痛
  • 芍薬(シャクヤク)・・・冷え性予防、婦人病
  • 蒼朮(ソウジュツ)・・・利尿・発汗
  • 当帰(トウキ)・・・月経痛、月経不順、月経困難
  • 茯苓(ブクリョウ)・・・女性ホルモンの乱れによる精神的不調
  • 山梔子(サンシシ)・・・消炎・清熱の他、精神安定
  • 牡丹皮(ボタンピ)・・・婦人病、更年期障害、血の道症
  • 甘草(カンゾウ)・・・鎮痛、解熱、消炎
  • 生姜(ショウキョウ)・・・水毒、むくみ
  • 薄荷(ハッカ)・・・消化不良、頭痛、めまい

婦人病に効きそうなこれだけの生薬が配合されている漢方薬ですので、生理前のイライラ緩和にも大きな効果が期待できそうです。

牡丹皮(ボタンピ)の効能として期待できる「血の道症」というのは、ツムラ漢方のHPによると;

血の道症とは、月経、妊娠、出産、産後、更年期など女性のホルモンの変動に伴って現れる精神不安やいらだちなどの精神神経症状および身体症状のことである。

ということですので、生理前のイライラにお悩みの方にはピッタリの症状と言えるのではないでしょうか?

また、加味逍遙散はツムラ漢方の数ある漢方の中でも、「女性向け漢方」に分類されているくらいですから、女性に特化した漢方薬ということもできると思います。

加味逍遙散はネット通販でも購入が可能です。

加味逍遙散

価格 内容量 分類
2,600円(税抜) 90錠(10日分) 第2類医薬品

用法・容量は、成人女性で1回の量は3錠で、1日に3回服用するとあります。

漢方だけに値段は決して安くはありませんが、生理前のイライラでお困りの方なら、試してみる価値はありそうです。

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

黄連解毒湯は、『外台秘要方(げだいひようほう)』という、中国の六朝から唐の時代にかけて用いられていた処方集に記載されている漢方薬です。

「加味逍遙散」は宋の時代でしたから、「黄連解毒湯」はそれよりも古い漢方薬ということになりますね。

黄連解毒湯には次のような生薬が組み合わさってできています。

  • 黄連(オウレン)・・・精神の安定
  • 黄ごん(オウゴン)・・・解熱、消炎
  • 黄柏(オウバク)・・・利尿作用、整腸作用
  • 山梔子(サンシシ) ・・・消炎・清熱の他、精神安定

生薬の数が「加味逍遙散」より少ないこともあって、黄連解毒湯はちょっと頼りないようなイメージを持ちますが、それは素人考えというもの。漢方は生薬の組み合わせによっても別のさまざまな効能が出てきますので、生薬の種類が少ないからといって一概に頼りないとは言えないのです。

また漢方は、個人個人の症状によって合う合わないがあると思いますので、そこらへんの状況は、購入の際に薬剤師さんとよく相談すると良いでしょう。

黄連解毒湯

価格 内容量 分類
3,000円(税抜) 24包(12日分) 第2類医薬品

用法・容量は、成人女性で1回の量は1包で、1日に2回服用するとあります。