眼精疲労によるイライラと生理前・更年期の関連性

眼精疲労を緩和する目薬やサプリメント
イライラの原因の一つに「眼精疲労」がありますが、眼が疲れたり、字や物が見えにくかったりしてイライラすることは、実はそれ自体に原因があるのではなく、生理前のカラダの不調や更年期とも少なからず関連性があるようです。

今回はそんな、眼精疲労とイライラについて考えていきます。

眼精疲労の原因がこんなところにあった?

眼が疲れたり、字や物がかすんで見えたり見えにくかったり・・・

このような状態が慢性化してしまうと、それが原因ではかどらない仕事に気持ちもだんだん沈んできて、最終的には「イライラ」を誘発してしまうことさえあります。

このような症状が単なる「疲れ目」が原因なら、眼をしっかりと休ませることによって症状は改善の方向へ向かうことでしょう。

けれど眼精疲労の場合は、少しくらい眼を休ませたところで急な回復は望まれません。

ここで一度、「疲れ目」と「眼精疲労」の違いを整理してみましょう。

 疲れ目

「疲れ目」は一時的に起こる目の疲れです。面白い小説を一気に読んだときや、パソコンやスマホを長時間操作したあとなどに起こる目の疲労感が疲れ目の症状です。

でもこれは一時的なものなので、睡眠を多めにとったり、少しの間目が疲れるような行動を控えたりすることで、自然と解消されていきます。

また疲れ目は、目以外のカラダの別の場所の不調を誘発したりはしません。

 眼精疲労

一方「眼精疲労」は、疲れ目が慢性的な症状となって、その症状は目だけにとどまらず、いろんなカラダの不調を訴えるようになります。

代表的な症状には次のようなものがあります。

  • 頭痛、肩こり、吐き気
  • ドライアイ
  • 不眠、イライラ、抑うつ

眼精疲労は、近視や乱視、老眼などのさまざまな目の病気が原因となるケースや、普段の生活環境が原因になるケース、またはストレスなども眼精疲労の原因となりえます。

眼精疲労に悩む女性目の病気の場合は、眼科を受診するのが先決ですが、その原因が生活環境やストレスにある場合は、普段の生活環境を改めることが改善への近道になることがあります。

ただ、パソコン操作で目を酷使している方などは、仕事上パソコンの操作を控えるわけにはいかないというのが本当のところかもしれません。

そのような方は、市販の目薬を効果的に活用したり、長時間同じ姿勢でPC画面を眺めるのではなく、休憩をはさんだり、その休憩の時間にストレッチやマッサージを取り入れるなど、環境自体は変わらなくても、ちょっとした工夫を加えることで、眼精疲労の軽減を図るようにしたいものです。

 

さて、ここまでは「疲れ目」と「眼精疲労」について見てきたわけですが、そんな疲れ目や眼精疲労の原因が、眼の使い過ぎといった職場環境や生活環境にあるのではなく、女性特有の、生理前や更年期によるホルモンバランスの乱れにあるとしたら?

というわけで次は、眼精疲労とホルモンバランスについて話を進めていきたいと思います。

眼精疲労とホルモンバランスの関連性

眼精疲労は、目の病気はもちろん、職場環境や生活環境もその原因の一因となるわけですが、職場での過剰なパソコン操作が原因だと思っていた眼精疲労が、実はそうではなかった? というケース。心当たりはありませんか?

肩こりと眼精疲労の関連性眼科の受診はもちろん、市販の目薬の活用や、適度な休憩をはさんでいるにも関わらず、眼精疲労のような症状が一向に抜けない。

そのような場合は一度、女性特有のホルモンバランスの乱れに注意を払ってみてはいかがでしょう?

生理前には一時的に、そして更年期になると慢性的に、女性ホルモンの一つである「エストロゲン(卵胞ホルモン)」の分泌量が減ってしまいます。

エストロゲンの減少は、今までバランスを保ってきた女性ホルモンのホルモンバランスの乱れを誘発し、そうなると自律神経にも悪影響をあたえ、さまざまなカラダの不調がその姿を見せはじめます。

これが生理前の不調、いわゆるPMS(月経前症候群)や、更年期によるカラダの不調につながっていきます。

そして、そんなホルモンバランスの乱れによるカラダの不調の中には、「肩こり」や「めまい」といったものも含まれてきます。

さきほど、眼精疲労がもたらす諸症状の中に「肩こり」をご紹介しましたが、実は、「肩こり」と「眼精疲労」の間には、深い関係性が存在します。

肩こりが起こる間接的な原因はいくつか考えられますが、肩がこる直接の原因は、肩や首周辺の血行障害が挙げられます。

肩や首周辺の血行が悪くなると、その上にある目の周辺の血液の巡りも悪くなります。

血管を流れる血液は、酸素や栄養素をカラダ中の細胞に運んでいるわけですから、目の周辺が血行不良におちいれば、目を含めた目の周辺の細胞組織への酸素や栄養素の供給もおろそかになってしまいます。

そしてこのことが「眼精疲労」を引き起こす要因の一つとも考えられるわけです。

イライラを招く「眼精疲労」の原因が今ひとつよく分からなかったという方は、一度、乱れたホルモンバランスを整えることに注意を払ってみてはいかがでしょう?